転用のメリットとやり方について

光コラボ

スマホ料金を安くしたいと考えたときに、ネット環境を見直すことはとても重要です。

この記事ではフレッツ光から他の光回線の乗り換えるメリット注意点についてまとめています。

最後には、乗り換えのやり方おすすめする人についても話していきたいと思います。

ぜひ最後まで読んでいってください。

目次
  • 転用とは何か?
  • 転用するメリット3つ
    1. インターネットの料金が安くなる
    2. スマートフォンの料金が安くなる
    3. ネット環境の管理がしやすくなる
  • 転用のやり方
  • こんな人におすすめ

転用とは?

日本では様々な事業者がインターネットサービスを提供しています。

その中で最も普及しているサービスがNTTが運営しているフレッツ光回線サービスです。

そして数年前まではこのサービスはNTTの直販モデルでした。

NTTとの直接契約となるため、管理や問い合わせがサービス提供はNTT東西となります。

しかし2015年から始まったのが、光コラボレーションというサービスです。

これはNTTよりフレッツ光等のサービスを受けた事業者が自社サービスを組み合わせて提供するというサービスです。簡単に言うと回線自体はNTTのものを利用するが、契約先はそれぞれの事業者になるということです。

代表的なものにドコモ光やSoftbank光というものがあります。

そしてフレッツ光を契約している人が、円滑に新事業者に契約を切り替えることを転用といいます。

転用による切り替えでは新しい工事などは基本的に不要となります。

転用するメリット

フレッツ光から光コラボレーションに転用するメリットはたくさんあります。

これは契約する事業者によっても変わってくるのですが、ここでは代表的なメリットを3つ紹介します。

 1、インターネットの料金が安くなる

転用することで、ネット料金が安くなることがあります。

これはネットの契約に必要なプロバイダの料金が、光コラボレーションの場合セットになっていることが多いからです。

代表的な事業者とフレッツ光を比べてみましょう。

     戸建て       マンション   
 フレッツ光(NTT西日本) 4730円

プロバイダ料金550円~
3575円(光はじめ割適用)

プロバイダ料金550円~
 ドコモ光5200円4000円
 ソフトバンク光  5200円3800円
 ビッグローブ光4980円3980円
 OCN光5100円3600円

フレッツ光のプロバイダ料金は550円~と書いていますが、平均は1000円以上になっています。そう考えるとやはり光コラボレーションのほうが安くなること多いことがわかります。

 

 2、スマートフォンの料金が安くなる

転用のメリット2つ目は、ネットの事業者をスマートフォンのキャリアと一緒にすることで、スマホ料金が安くなることです。

光コラボレーションの大きな特徴が、事業者が自社サービスを提供していることにあります。そしてスマートフォンキャリアの多くが、自社のネットとスマホをセットにすることで、セット割りという割引を提供しています。

ここではdocomoを例に見ていきましょう。

docomoのスマホが「ギガホ・ギガライト」プランなら、ドコモ光もセットで利用すれば、家族全員のスマホ料金永年最大毎月1,000円割引になるというのがドコモのセット割になります。

docomoの料金プランについては、また別の記事で紹介しているので読んでみてください。

このようにSoftbankなどの大手キャリアのほとんどが同じくらいの割引を実施しているので、ここも今後別の記事でまとめていこうと思います。

 3、ネット環境の管理がしやすくなる

最後のメリットはネット環境の管理がしやすくなることです。

これは管理するのがNTTから各事業者になることで、問い合わせ先が変わるためです。

スマホとネットを同じ事業者で契約することが可能な光コラボレーションでは、ネット環境で何か問題があった場合、スマホと同じ事業者に問い合わせが可能なことは大変便利です。

例えば、フレッツの場合NTTに電話での問い合わせになりますが、ドコモ光をご利用中ならばドコモショップで手続きが可能です。

また、スマホ料金とネット料金を同じ支払い方法でまとめることができるので、料金管理もしやすくなります。

転用のやり方

転用のやり方について案内します。

転用するには転用承諾番号というものが必要になります。

この番号はフレッツ光の契約者名、インターネットの利用している住所、料金の支払い方法などがわかれば、WEB上で簡単に取得することができます。

これは電話でも取得可能です。フレッツを契約しているエリアの当てはまる窓口に連絡してください。

■電話での転用番号の取得窓口

  • NTT東日本エリア:0120-140202
    9時〜17時 土日・祝日も受付
  • NTT西日本エリア:0120-553-104
    9時〜17時 土日・祝日も受付

取得した転用承諾番号は有効期限が15日なので、期限内に乗り換え先の事業者で申し込んでください。

こんな人におすすめ

最後に転用がおすすめな人についてまとめていきます。

転用は今家族で同じキャリアでスマホを契約している方に特におすすめです。

docomoやソフトバンク、auといった大手キャリアでは、光コラボと合わせて利用することでスマホの料金が毎月安くなる「セット割」を行っています。

セット割は先ほども案内したようにスマホの毎月の料金が500~1,000円程度安くなるというものです。

どのキャリアも「家族や同居人」まで含めて対象にしていることから「割引一人当たりの金額×人数分」が毎月割引されるので、対象になる人が多ければ多いほどお得になります。

ということで、フレッツ光を使っていてセット割をまだ利用していない人は、ぜひセット割が適用できる光コラボに転用することをおすすめします。

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